えりりんの築地入船江戸日記

声優イベント・ライブ通いの日々を連々とアレします。

2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦

最終回まで拝見しました。
・・・で、だ。
iPodが良いとか悪いとか好きとか嫌いとか、そんな事はどうだっていいんです。
そんな事よりも。
開始当初に想像したとおり、特集自体が無意味だったという感想しか出てこないんですよねぇ・・・。
価格の問題にしても、音の問題にしても、今更言われるまでも無いって感じなアレ。
まぁ、まず前提から食い違っていて、少なくともぼくは

極論すれば、既に音楽CDは音楽をハードディスクにインストールするためのメディアに過ぎない。

こんな風に思ったことは一度も無いんですよ。
音については具体的に言及されていない為、検証の信憑性は相当怪しいですよねぇ。
この辺は経験値に拠る所が大なので、信用に値するだけの裏付けが筆者に無い時点で、正直アレ。
まぁ、経験値という点ではぼくもそれ程アレな訳では無いですけれど、特に国産機は。
また、この辺の行(くだり)はおーおたに喧嘩売ってるともとられかねないアレなので気をつけた方が良いかと・・・。

しかしその一方で、音楽は銀色の光ディスクをヘアラインシルバーのパネルを持った再生装置で聴くものだ、とかたくなに信じている人たちもいる。今時の音楽は、パソコン(あるいはパソコンのようなもの)で創られていて、マスターはハードディスクで渡すのが当たり前だというのに、彼らにとってパソコンとは音に有害な影響を与えるノイズ源としてしか認識されていない。

再生するのとは扱いが別だろ・・・。
音作りにデジタル機器が絡んで無いなんて思ってるわけないだろコラ。
妄言もいい加減にしとかないと流石にアレしますよぉ。
パソコンをソースとして考えれば、有害なノイズ源である事などは紛れもない事実。
この辺の指摘もピントはずれとしか言いようがないんですよねぇ。

だが、ハイエンドオーディオは、おそらく新たな行き場を求めている。CDのようなデータ量の乏しいソースから、最大限の音を引き出すべく、極限の性能を追求した結果、もやは打つ手のない状況に陥っている。何しろソースのフォーマットは20年前のままなのだ。この膠着(こうちゃく)状態を誰がどう打ち破るのか?

ちなみにぼくは、"CDはデータ量の乏しいソース"だなんて思った事無いですよ。
総じて知識不足、勉強不足が露呈した内容で、かなりお粗末な結果と言わざるを得ない。
そもそも一般的に考えれば、たかだか音楽の再生装置に150万出す人なんてそうそう居ないでしょう。
感想として、特集と銘打っただけの単なるお遊びだったという感は拭えないアレ。
だって、どこをどうとってみても、"オノボリサン"の感想文にしか見えないんだもんこれ。